金融機関のICキャッシュカード 指静脈認証登録のコツ(2016.12.14)
ー登録したものの肝心な時に認証されずに使えなかったら困りますー
銀行キャッシュカードで一日引き出せる現金は今50万円までです。
とある金融機関では生体認証カードを作ると300万円まで引き出せるようになるそうなので、私も登録してきました。
今日の話は自分の失敗談なのですが、皆さんが同じ轍を踏まないようにという目的で書いています。手続きに1時間かかってしまいました。それほど時間かかるとは予想していませんでした。先ず、中々登録できずに機械にエラーを出されました。その後、やっと登録できたのでその支店のATMで試験したところエラーになり認証されませんでした。
失敗を繰り返していた原因はやり方がまずかったためです。
指の中の静脈データで認証する方式は、指紋は関係ないので指を読み取り機に押し付けるようにしたらダメです。元々非接触装置です。
指を自然な感じで真っ直ぐにして定位置に置けば、それで登録されるし、認証時はほんの1秒で認証されます。
爪先を光っているところに合わせて、掌は下の台に置きます。
左の指と右の指と両方登録するので、当然、右でも左でもどちらを使っても認証されます。
後でネットで生体認証の理屈と正しいやり方を調べてみて、最初にやっていたやり方だと上手く行かない訳だと分かりました。
ネットに下記のような記述がありました。
「指を機器に強く押し付けてしまうことによって血流が阻害されて、エラーの原因になるという例が多くあります。
うまく行かないとかえって強く押し付けてしまいがちですが、機器に軽く触れる程度に指を載せるのがもっとも確実です。」
生体認証装置は種類が沢山あって、それぞれ特徴があるので、それを知ってから利用したほうが良いですね。
それから、つい数日前のニュースによると、銀行の生体認証カードで被害者に多額の現金を引き出させて騙し取る手口が多くなってきたそうです。 やはり、特に必要がない場合には、多額の現金を引き出せるようにしておくのは止めたほうが吉だと思いました。
それと、高額な現金を引き出す目的ではなく、落とした場合や盗まれた場合に備えて生体認証をつけるのならば、暗証番号だけでは現金を引き出せないように設定して貰う必要があります。そういう使い方もあります。