(1)会計帳簿とは
 会計帳簿を作成し、日々の取引を記録しておきますと、会社の経営成績及び財務状態を把握することが出来ます。
 
  ひとつの取引につき、借方と貸方にそれぞれ勘定科目と金額を定めた仕訳を行い記録して行きます。仕訳は取引の発生順、つまり日付順に行います。仕訳を記録して行く帳簿を仕訳日記帳と言います。
  仕訳日記帳に記載されている仕訳を各勘定科目ごとに集めた帳簿を総勘定元帳と言います。
  帳簿とは、通常この仕訳日記帳と総勘定元帳を指します。これらを作成するために、現金出納帳など補助的に作成するものを補助簿と言います。
  
 (2)帳簿の作成
  仕訳をするためには、簿記の知識が必要です。日商簿記を勉強されますと、仕訳や簿記の原理が分かるようになります。
 実務上は学習簿記では見かけないものが出てきますが、仕訳や帳簿の作成方法に精通しているのが会計事務所です。
  帳簿を作成するために売掛帳・買掛帳その他の補助簿を作成する必要が出てくる場合もありますので、これらについてもどのようにして作成したら良いのかをお教え致します。
 
(3)会計基準
  次に会計基準についてですが、全く自分の好きなように帳簿を作ってしまっていますと、会計上又は税務上誤った処理になりがちです。
  弊事務所では、中小の普通法人様につきましては、可能であれば「中小企業の会計に関する指針」に基づき作成されますようご指導致しております。この指針は、日本税理士会連合会、日本公認会計士協会、日本商工会議所及び企業会計基準委員会によって協同作成されたものです。中小企業向きに実務の簡便性を考慮した作られたものと言えますが、金融機関や税務署に提出する決算書の基準としては十二分過ぎると思います。

(4)月次監査
 仕訳に間違いがないか、残高の異常値はないか、未払金や借入金の返済予定表と勘定残高は一致しているか、高額な取引や不明な取引については契約書や請求書を見て何か報告すべき点はないかなど、帳簿を元にして、チェックと修正を行います。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
042-313-6166

営業時間:平日9:00~17:00
定休日:土日祝日

小平市の会計事務所「山本裕二税理士事務所」でございます。税金、帳簿、会社経営、優しく丁寧にご指導致しております。国分寺市、小平市、府中市、武蔵野市、三鷹市、杉並区、練馬区その他近隣各市区で活動しております。